7:クリスティアーノ・ロナウド(2008年1月 ポーツマス戦)
今では世界でも最高の無回転フリーキッカーとして有名になったロナウドであるが、若いころはまだ精度に不安定さを抱えていた。
枠に入ればほぼ止められないが、当たらなければ何処に飛んでいくか分からない。ジュニーニョ・ペルナンブカーノと比べればコントロールが劣る……
そのような評価がある中で見せたのが、ジュニーニョも全く及ばないこの脅威の破壊力である。
圧倒的なボールスピード、そして鋭いカーブ、低く抑えたコース、そして壁を避けるコントロール。往年のロベルト・カルロスを思い起こさせるようなロケット・シュートであった。