プレミアリーグ12節を終えて5位につけるトッテナム。今季はそのスターティングイレブンがかなり若いことなどでも話題になっている。

先日のイングランド対フランスの国際親善試合では、今季のトッテナムの若さを象徴するエリック・ダイアー(21歳)とデル・アリ(19歳)の2人も先発としてピッチに立った。

チームを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督はトッテナム着任前のサウサンプトンでも、アダム・ララーナやナサニエル・クラインらを登用。『ESPN』によれば、ここ最近イングランド代表にデビューした18人中実に10人はポチェッティーノが成長に関わった選手だとしている。そのなかには、スパーズFWハリー・ケインなども含まれている。

世界各国から名立たる選手がやってくる一方、地元イングランドの若手選手がなかなか育ちにくい現状にあるプレミアリーグ。そのなかで、若手を積極的に起用しつつ、チームとしても成長させているポチェッティーノ。今季DFからMFへ本格的にコンバードされたダイアーは指揮官について、こう語っている。

エリック・ダイアー(トッテナムMF・DF)

「この夏に、自分がMFとして(代表?)デビューするだろうと言われていたら、クレイジーだと思っただろうね。たぶん監督は今年初めからそれを信じていた唯一の人で、きっと僕が多くの人が間違っていたことを証明するだろうと」

「僕らのクラブの監督は若いイングランド選手たちにチャンスを与えている。

他の監督たちがチャンスを与えることで抱く恐れが彼にはないんだと思う。そうでしょ?

僕ら(スパーズの若手)が自分たちのチャンスをものにしていなかったら、今いるところにいないだろうね。彼はチャンスを与えることを恐れていない。でも、それをものにするのは間違くなくその選手次第なんだ」

ダイアーはスポルティング時代にも緊急的にボランチを務めたことがあるにはある。ただ、継続的にこのポジションで起用されるのは今季が初めてとなる。

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