『Sportsmole』は「サンダーランドの監督を務めているサム・アラーダイス氏は、1月半ばのスケジュールに問題があると訴えた」と報じた。

現在イングランド・プレミアリーグで19位に沈んでいるサンダーランド。このとこ3連敗を喫しており、残留に向けては1つの余裕もない状況となっている。

問題になっているのは、元々1月12日に行われるはずだったスウォンジー・シティ対サンダーランドの時間が変更になったことだ。

スウォンジーはFAカップで1月10日にオックスフォード・ユナイテッドとの対戦が入ってしまったため、このサンダーランド戦のスケジュールが不可能になってしまったのだ。

既にチケットを購入したサンダーランドのサポーターには払い戻しが行われることが決定しており、スウォンジー・シティにとっては打撃になった。

しかし、サンダーランドにとってもこのスケジュールはのっぴきならないものになっているのだ。

スウォンジーは10日にアウェイでオックスフォード・ユナイテッドと、13日と18日にホームでサンダーランド、ワトフォードと対戦する。

ところが、対戦するサンダーランドはこれどころではない。9日にロンドンでアーセナルとFAカップを戦い、13日にウェールズへ飛んでスウォンジー・シティと試合し、16日にロンドンに戻ってトッテナム戦(しかもランチタイムキックオフ)である。

本拠地はもちろんイングランド北東部であるため、この週は7日間で1784マイル(およそ2871.07km)を移動するというとてつもない旅となる。

監督を務めているサム・アラーダイス氏はこのスケジュールに対して以下のように語り、スウォンジー戦からトッテナム戦までの間が短すぎると不満を述べているようだ。

ウィンターブレイクが存在せず、FAカップとリーグカップを並行して進めなければならないイングランド。

中堅や下位のチームであっても苛烈なハードスケジュールをこなさなければならない状況には批判もあるが、なかなか改善に繋がる動きは見られないようだ。

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