『Express』は「リーズ・ユナイテッドのMFサム・バイラムは、1月のマーケット終了までにチームを離れる可能性が高い」と報じた。
サム・バイラムは1993年生まれの22歳。リーズ・ユナイテッドの下部組織で育成された選手で、最終ラインから前線までをこなせるユーティリティー性を持つ天才MFとして注目されている。
2012年のデビュー以来クラブでは中心的な存在となっていたものの、今季終了と共に満了となる契約の更新を拒否しており、移籍は間違いないと言われている。
リーズの監督を務めているスティーヴ・エヴァンズ氏も、来季サム・バイラムはチームにいないだろうと認めている。
その場合、彼はフリーで出て行ってしまうため、今冬のマーケットではまず間違いなく売却されるだろうと予想されているのだ。
その価格については800万ポンド(およそ14.2億円)程度であると言われており、それに近い額を支払うことに前向きなクラブが5つ存在するという。
『Express』がその5チームについてまとめていた。
リヴァプール
彼らは左サイドバックを務めていたジョー・ゴメズが怪我をしており、来シーズンまで出場できない状況となっている。
12月には500万ポンド(およそ8.9億円)を使ってサム・バイラムの獲得を狙っていると伝えられており、クロップ監督も新しい選手を求めているようだ。
しかし、リーズとの間でサム・バイラムの評価に少し差があるようだ。
レスター・シティ
『Mirror』は、タイトルレースに勝利したいレスター・シティがサム・バイラムの獲得に熱心であるというレポートを掲載した。
彼らは既にバーミンガム・シティのイングランドU-20代表FWデマライ・グレイの獲得に近づいていると言われ、そこには375万ポンド(およそ6.7億円)が費やされる。
クラブの予算が許されるのであれば、サム・バイラムも1月に獲得される可能性もある。