トニー・アダムズ(元イングランド代表DF)

アーセナルで22年間プレーした忠実な守備者だったアダムズ。669試合を戦い、10もの主要なトロフィーを勝ち取った。

だが、残念なことに監督としてのキャリアはそれほど成功できていない。ウィコムではチームが降格となり、ポーツマスでもわずか16試合しかもたなかった。

その後、アゼルバイジャンのガバラFKの職を引き受けたことには誰もが驚いた。だが、17か月後にはイングランドに戻ってくることになった。

ブライアン・ロブソン(元イングランド代表MF)

マンチェスター・ユナイテッド史上最も長くキャプテンを務めた選手でもあるロブソン。だが、指揮官としてはその努力にも関わらず期待に沿うことができていない。

ミドルズブラを指揮した7年間(当初は選手兼任)では2部優勝に、リーグカップで2度、FAカップでも1度決勝に到達しており、まずまずの成功を収めたと言える。だが、プレミアリーグでは9位以上に引き上げることはできなかった。

その後、ブラッドフォード・シティを降格から救うことはできなかったが、WBAでは残留を成し遂げた。だが、翌シーズンは降格となり、2006年に相互合意のもと袂を分かった。

シェフィールド・ユナイテッドでも残念な結果しか残せずに9か月でその任務を終えた。その後、タイ代表監督も7試合で終わっている。


ボビー・ムーアは1993年に亡くなっているが、彼以外の9人はまだ成功できるチャンスはある。

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