チェルシーのDFセサル・アスピリクエタがクラブ史に名を刻んだ。『Daily Mail』によれば、その歴史とは「チェルシーでマスクを着用した選手の一員」とのこと。
1月3日に行われたプレミアリーグのクリスタル・パレス戦に先発出場したアスピリクエタ。試合開始からわずか3分、フレイザー・キャンベルのキックが顔面を直撃し、頬骨を重複骨折してしまった。
しかし、アスピリクエタは90分フル出場。チェルシーの3-0での勝利に大きく貢献している。
頬骨の骨折ということで1月10日のFAカップ、スカンソープ戦は欠場すると思われたが、アスピリクエタはここでも先発フル出場。フェイスマスクをしての出場であり、鉄人っぷりを見せつけた。
Next round #FACup ! Well done @rubey_lcheek on your first goal! Pasamos ronda! Enhorabuena Ruben por tu primer gol! pic.twitter.com/EEmKQ5a5QP
— César Azpilicueta (@CesarAzpi) 2016, 1月 10
マスクにはアスピリクエタの背番号である28がキッチリ。
そんなチェルシーはこれまでにも数多くのプレーヤーが顔面を負傷した際にマスクを着用してきたという。歴代のマスクマンたちは以下の通りだ。
- ペトル・チェフ
2011年 ブラックバーン戦で負傷 - フェルナンド・トーレス
2013年 ステアウア・ブカレスト戦で負傷 - ジョン・テリー
2007年 フラム戦で負傷 - ラミレス
2014年 ガラタサライ戦で負傷 - セスク・ファブレガス
2015年 ストーク戦で負傷 - デンバ・バ
2013年 ニューカッスル戦で負傷 - パウロ・フェレイラ
2011年 トッテナム戦で負傷 - ネマニャ・マティッチ
2015年 トッテナム戦で負傷
いずれもクラブ史に名を残す選手ばかり。9人目のマスクマンとしてクラブ史に残るのは間違い無さそうだ。