15日、オマーンサッカー協会は「代表チームの新監督としてフアン・ラモン・ロペス・カロ氏を招へいした」と公式発表した。

フアン・ラモン・ロペス・カロ氏は1963年生まれの52歳。2001年からレアル・マドリーのBチームで監督を務め、2005年にはヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ氏の解任に従ってトップチームに昇格したことで知られる指導者である。

その後はラシン・サンタンデールやレバンテ、セルタ、スペインU-21代表などを指揮し、2013年に初めてアジアヘとやってきた。

サウジアラビア代表ではガルフカップで準優勝に輝きながらもその直後に成績不振で解任されるという苦しい経験をしたが、今回オマーン代表でリベンジのチャンスを獲得した。

オマーン代表はポール・ル・グエン監督の下で2014年ガルフカップ4位などの結果を残していたが、11月17日のトルクメニスタン戦で敗れた後に指揮官を解任していた。

ただ、予選グループDではまだ2位に付けており、サードラウンド進出の可能性はそれほど低くはない。

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