1月9日に開幕を迎える2015年アジアカップ。Qolyはこの大会に向けて各国の注目選手を映像とともにご紹介していこうと思います。

第3回目はオマーンから。 アリ・アル・ハブシ、そしてアマード・アル・フースニ(発音はアル・ホスニのほうが一般的ですが)の2名がもっとも有名な選手と言えますが、現在ポール・ル・グエン監督に重用されている新たなエース、アブドゥラジズ・アル・マクバリをピックアップ!


アブドゥラジズ・ハミード・ムバラク・アル・マクバリ

1989年4月23日生まれ

2009年にガルフカップを制したメンバーがベテランになる一方、新戦力がなかなかブレイクしないオマーン。その中で継続的に前線の要として起用されているのが、このアル・マクバリである。

オマーンの国内リーグでもそれほど点を量産しているという選手ではないのだが、代表チームでの経験と実績は豊富。ロンドン五輪の予選でプレーし、その後フル代表にステップアップした。

2013年ガルフカップで初めて大きな戦いを経験し、2014年ワールドカップの予選で主力に成長。2013年3月に行われたハイチ戦でハットトリックを達成し、その直後のアウェーのオーストラリア戦でも先制点を決めた。

プレーの切れ味には優れていないものの、最前線で縦パスを収めるポストプレーのセンス、左足のテクニックを生かしたキープ、味方を使える連携力などを備え、チームとして機能できるストライカーだ。


2ページ目は動画集!