ヴィッセル神戸MF森岡亮太のポーランド移籍が秒読みとなった。

22日午後3時現在、双方のクラブから未だ公式の発表はない。しかし森岡はすでに荷物をまとめてポーランド入りしており、移籍決定の報が届くのはもはや時間の問題だろう。

さて、そんな森岡が移籍するのはヴロツワフをホームにするシュロンスク・ヴロツワフだ。

ポーランド1部エクストラクサに在籍するチームで、昨シーズンは4位でシーズンを終了。今季はUEFAヨーロッパリーグの予備予選1回戦から参加し、2回戦でスウェーデンのイェーテボリに敗れ本戦への出場は叶わなかった。とはいえ、UEFA主催大会への出場がそう遠くはないクラブなのだ。

そんなシュロンスク・ヴロツワフだが、ホームとして使用スタジアムがヨーロッパでも最高クラスの評価を受けていることをご存知だろうか?

今回は、森岡がプレーすることになりそうなこのスタジアムについてご紹介しよう。

Dziś u nas konferencja Modern futbol a świat kibiców!Czyli mowa o tym co w świecie piłki i kibiców jest najważniejsze!
Posted by Stadion Wrocław on 2015年11月27日

Już za chwilę wszyscy będziemy krzyczeć tylko jedno: POLSKAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!A za 4 dni:POLSKAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!#POLSKA #POLISL #POLCZE
Posted by Stadion Wrocław on 2015年11月13日

シュロンスク・ヴロツワフのホームスタジアムの名は、スタディオン・ヴロスワフ。2012年に開催されたEURO2012に向けて建設されたスタジアムで、本大会ではグループAの3試合が行われた。

このスタジアムのキャパシティは4万2771人。神戸がホームとして使用するノエビア・スタジアムのキャパシティがおよそ3万4000人であるから、それよりも大きいということになる。

流石に新設のスタジアムというだけあって、最新鋭の設備も整っている。UEFAが定めるスタジアムカテゴリーでも最高評価の「4」を獲得しており、都市の中心部や空港からも10分でアクセスが可能という立地条件だ。

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