先週末に行われたセリエAで、トリックプレーからゴールが生まれたようだ。
ゲームはエラス・ヴェローナ対ジェノアの一戦。0-0で迎えた18分、ゴール正面の距離でジェノアがフリーキックを獲得する。
(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)
This has actually been given an own goal by the GK, not Suso's goal. The Italian goal committee are savage.
pic.twitter.com/IB45xmVtaV
— Analyse Football (@AnalyseFootball) 2016, 1月 24
ミランからローン移籍中のMFスソがボールをセットすると、ジェノアの3人の選手がボールの前へと立った。
選手たちは相手ゴールの方を向いており、ホイッスルが鳴るやいなや相手の壁をめがけてダッシュ!エラス・ヴェローナの選手たちは一瞬パニックに陥り、その隙を突きスソはゴールに直接ボールを蹴り込んだ。
ボールの前に攻撃側の選手が立ち、ボールを「隠す」タイプのこのセットプレー。
最近はCLでヘントがリヨン戦で決めており、イングランド2部でもゴールにはならなかったものの壁を3枚作るセットプレーが話題に。そして、高校サッカーの決勝で東福岡高校が見せたトリックプレーも記憶に新しい。
どうやら世界中では、こうしたタイプのトリックプレーが流行しているようだ。
なお、このシーンではスソがフリーキックを蹴ってそのままゴールしているように見えるが、どうやらGKフェルディナンド・コッポラが触っているようで、セリエは「オウンゴール」としている。
見事なトリックプレーで先制したジェノアだったが、ジャンパオロ・パッツィーニに同点弾を許し1-1で終了している。