ゴールまでまだ距離があったとは言え、ズラタンがボールを持っていたのはピッチ中央のアタッキングサードである。
相手選手からの寄せもあるエリアでこのプレーを選択できるあたりに「余裕」のようなものを感じる。巧みなボールコントロールで4度ほどリフティングすると再びディ・マリアにボールを返し、ここからサイドチェンジ。
イブラヒモヴィッチのボールキープに意識が回っていたアンジェのDFたちは裏に走るブレーズ・マテュイディに反応することができず、その折り返しをグレゴリー・ファン・デル・ヴィールが決め見事な3点目が生まれた。