『L'Equipe』『Le Figaro』など各メディアは、「アスレティック・ビルバオのフランスU-21代表DFエメリク・ラポルトは、デシャン代表監督にプレッシャーをかけた」と報じた。
クラブが5000万ユーロ(およそ64.1億円)の契約解除条項を付け、それでもバルセロナやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブが狙っていると言われているラポルト。
しかしフランス代表ではまだ招集された経験もなく、U-21での活躍に留まる。彼はスペインも選択することが出来、セカンドオプションとはいえそちらの招集も検討しているという。
今夏ステップアップが期待されるラポルトは『Onda Vasca』の取材に対して以下のように話し、移籍や代表でのキャリアについて語った。
エメリク・ラポルト
「アスレティック・ビルバオも僕も、自分に付けられている価格には喜んでいるよ。
僕のアスレティックとの契約は、自分の成長に合わせて変更されていた。彼らは僕にチャンスを与えてくれたし、僕はそれに応えてきた。
その契約解除条項は5000万ユーロにまで達した。我々はそれがとても良いものだと感じているし、お互いにハッピーなんだ。
僕は過去2年間言ってきたように、自分はアスレティック・ビルバオに集中しているし、それ以外のことは何も考えていないんだ」
「(代表チームについて)
僕はまだU-21代表チームでプレーしているんだ。ディディエ・デシャンは僕をまだ呼んだことはない。そして、僕がステップアップを熱望しているのも事実だ。
代表チームに辿り着くための時間はある。デシャンがいつか招集してくれる時を待っている。落ち着いているからね。若いし、まだ何年もある。
しかしながら、もし何らかの理由があってフランス代表に入るチャンスを与えたくないのならば、僕は他のオプションを考えなければならないね。とはいえ、優先順位はフランス代表の方が上だ」
「(今季の目標は?)
ヨーロッパリーグに勝つことだね。我々にとってはとてもエキサイティングな大会だ。素晴らしいことを成し遂げられるはずだ。我々はそのためのチームを持っているからね」