『FourFourTwo』は「インテルの監督を務めるロベルト・マンチーニ氏は、クラブが危機にあることを否定した」と報じた。
今月初めにはセリエA首位に立っていたものの、その後サッスオーロ、アタランタ、カルピを相手に2分け1敗と勝ち点を落とし、順位も4位まで下がってしまったインテル。
31日夜にはACミランとの重要なダービーマッチを控えているロベルト・マンチーニ監督は以下のように話し、チームは危機状態にはなく、トヒル会長も時間が必要なことを理解していると語った。
ロベルト・マンチーニ
(インテル監督)
「(このところ結果が出ていないが?)
1月というのは、誰もにとって風変わりな時間になる。なぜなら、そこでは移籍ウィンドウが開いているからだ。シーズンの中で、足下がぐらつく瞬間になる可能性がある。
ただ、セリエAは長いキャンペーンだ。我々は1月6日には順位表のトップに立っていた。従って、我々は冷静に立ち直ることが出来る。
これは危機ではないのだ。我々は単純に、自分たちに値する結果を得られていない。いくつかの試合を落としたのは奇妙な結末だった。経験したことのないようなペナルティキックを2,3回取られた。ホームで、しかも試合終了間際に。
幸いなことに、我々はまだトップに近い位置にある。日曜日のミラノダービーは重要だ。しかし、決定的ではない。
勝利することができれば、チームの自信や落ち着きを助けてくれるだろう。しかし、最終的には3ポイントのみが価値を持つ。
我々は、ミランがこのところ調子を戻していることを知っている。しかし、ダービーはどのような結果になってもおかしくないものだ」
「エリック・トヒル会長は、我々イタリア人のように1つの試合で負けただけで眠れなくなったり、全てを引き裂こうとする人物ではないんだ。
彼は、我々は道のりを歩いている最中で、時間が必要であるという点を理解している。我々はこれまでに行われてきたものに満足している。
我々はインテルであり、頂点に登るという野心が必要なのだ」