『Mirror』は「2015年までストーク・シティが保有権を持っていたDFアンディ・ウィルキンソンは、脳震盪のダメージから回復せず、現役引退を余儀なくされた」と報じた。
アンディ・ゴードン・ウィルキンソンは1984年生まれの31歳。ストーク・シティの下部組織で育成された右サイドバックで、2001年にトップチームへ昇格した後14年間に渡って所属してきた選手である。
昨季彼は2部のミルウォールにローン移籍していたのだが、昨年2月に行われたFAカップのブラックバーン・ローヴァーズ戦で頭部に衝撃を受けた。
重度の脳震盪によるダメージは予想以上に大きく、各国の専門医の診断を仰いだものの、まだ視野が回復しないという。
2015年夏には長く過ごしたストーク・シティとの契約も「プレーしない」という特別なものとなり、それも先月満了になっていた。
そして怪我から1年が経った今月、彼はついに現役を離れることを決断したという。
彼は昨年のインタビューでこう答えていたそうだ。
アンディ・ウィルキンソン
「脳震盪は僕の視野に影響を与えていて、練習の時に悪化する。心拍数が上がると、全てがぼやけてしまうんだ。
僕は多くの専門家と会ってきたが、彼らは『回復に必要なのは時間だけだ』と言っている。
我々は普通の状態に戻ることを望んでいるが、待たなければならないということにイライラしている。だが、それはやれると信じている。待とう」
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」