MF マティアス・フェルナンデス(フィオレンティーナ)

チリ代表としてプレーする彼もまたブエノスアイレスの出身。カバジートという地区で生まれた後、4歳でチリへ移住している。

12歳の頃にコロ・コロでキャリアをスタートさせ、トップチームで2年プレーした後に欧州へと渡った。2006年にビジャレアルと契約し、その後はスポルティング・リスボンへ移籍。

69試合で12ゴールという結果を残したことで、セリエAのフィオレンティーナへと迎え入れられた(なお、父親がチリ人で母親がアルゼンチン人。自分自身ではずっとチリ人だと思ってきたとのこと)。

MF ニコラス・ガイタン(ベンフィカ)

ブエノスアイレス州サン・マルティン生まれのガイタンは、13歳からボカのユースで育った。

小柄ながら卓越したドリブルスキルと精度の高いクロスを武器に2008年にブレイク。2010年にベンフィカへ移籍するまでに78試合に出場した。常にメガクラブが狙っていると伝えられながら、ポルトガルの地に留まり続けており、すでに230試合で37ゴール76アシストを記録。

ただ、アルゼンチン代表での出場は12試合のみ。ポジション柄、争うべきタレントが多すぎることに苦しめられている。