一方、2014年にアーセナルからバルセロナへと移籍していったトーマス・ヴェルマーレンも『Sunday Telegraph』に対して「後悔はしていない、難しいのは分かっていた」と語っている。
トーマス・ヴェルマーレン
「(バルセロナでは出場機会が乏しいね?)
もちろん、僕は全ての試合でプレーすることはできない。メッシじゃないからね。
ここでプレーするのは簡単なことじゃないんだ。多くの試合があり、そして多くの偉大な選手がいる。特にセンターバックにはね。
しかし、それが簡単になる事なんて期待できない。もしこのようなクラブでプレーしたいのならね。
これはチャレンジだ。しかし、僕はここでとても満足している。最高の練習をして、改善して、出来るだけ多くの試合に出るためにトライする」
「(出場機会が保証されたクラブへ行くことは考えた?)
ああ、しかし、何が出来る? バルセロナでプレーするというチャンスを諦めるのかい?
僕はここに来た時から簡単じゃないと分かっていた。チャレンジになる事は知っていたんだよ。
これは移籍だ。違った文化に飛び込んだんだ。他の言語に接しているんだ。したがって、それに適合しなければならない。
しかし、時にそうしなければならないことがあるんだ。もしメッシやネイマール、スアレスと練習で対戦すれば、多くのことが学べる。そこには成長しかない」
「(アーセナルは古巣だね?対戦については?)
僕はアーセナルの試合を沢山見ているよ。あの魅力的なチームには、多くの思い出があるからね。
レスターとの試合も見たよ。とてもハラハラしたが、美しい試合だった。今タイトルレースのチャンスが大きく開いているね。もし勝っていなかったら、大変だった。
僕はいつも言っている。アーセナルはそれに勝つだけの大きなチャンスを持っているとね。
残念ながら我々は別れることになってしまったけれど、バルセロナのような美しいクラブと契約出来て幸運だった」