酒井高徳が所属する古豪ハンブルガーSV。

ウインターブレイクが明けた1月22日にホームでバイエルンと対戦したのだが、そのキックオフ前、ピッチ上ではユニークなパフォーマンスが行われていたようだ。

試合前、フォルクスパルク・スタディオンに登場したのはどこか見覚えのある格好をした女性たち…。

アーセナルやレアル・マドリーといったメガクラブとスポンサー契約を結んでいるエミレーツ航空のキャビンアテンダント(CA)たちだ。

実はこれ、実際の機内で流れる「安全ビデオ」をモチーフとした試合前の演出で、スタジアムを飛行機と見立て、CAたちがジェスチャーを交えてファンに向かってメッセージを送っているのだ。

アナウンスされている内容は以下の通り。

「エミレーツ航空は、フォルクスパルク・スタディオンへの皆さんの"ご搭乗”を歓迎します。

スタジアムには5万7000人のお客様がいらっしゃり、出口が85個あり、そしてゴールは2つあります。

試合が盛り上がってきた際には(「乱気流」を意味する"turbulence"という英語をあえて使っている)、ファンの皆さんは自動的にスカーフを振り上げるでしょう。

選手たちに十分な酸素が渡るよう、しっかりとそれを振りましょう」

【次ページ】この後、ピッチ上でCAがボールを蹴ります