『AS』は「ユヴェントスに所属しているスペイン代表FWアルバロ・モラタは、今夏アーセナルに移籍する可能性がある」と報じた。
それは、モラタをレアル・マドリーがオプションを行使して買い戻し、アーセナルにさらに高い価格で売るのではないか、というレポートである。
モラタ自身も『Cadena COPE』でレアル・マドリー復帰の可能性を認めており、ユヴェントスでの未来についてはあやふやな状況になってきているのだ。
そして、『Gazzetta dello Sport』は「ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGMがモラタ、そしてポール・ポグバの去就について話した」と報じた。
マロッタ氏はその中でモラタの契約が不安定なものであることを認め、どうなるかはレアル・マドリー次第という姿勢を示している。
ジュゼッペ・マロッタ
(ユヴェントス ジェネラルマネージャー)
「(アルバロ・モラタについて)
モラタがここに残るのかどうかは、結局のところ我々だけに依存する問題ではない。彼の契約は『ダモクレスの剣』(※常に戦々恐々としているという意味の故事)であり、我々が左右できないものだ。
しかしながら、我々は既にとても強いチームを持っているし、夏のマーケットでもさらに改善させることを試みていくだろう。
我々はまだフアン・クアドラードのことについても対話していかなければいけない。チェルシーとの間でね」
「(ポール・ポグバについては?)
ポグバはユヴェントスの選手であり、まだ我々と契約を結んでいる。加えて、彼は我々に『ここに残りたい』と伝えている。
全ての状況は、彼が来年もユヴェントスとともにあるという未来を描いているよ。
ユヴェントスのジャージは誇りだ。それは彼が来年もここに残るということを当然の結論にはしてくれないがね。サッカーは何も保証がないものだ。しかし、彼がここに残る可能性は高いよ」