『Amkspor』は「イタリア・セリエAのインテルは、ブラジル人DFアレックス・テレスの買い取りオプションを行使しない方針を固めた」と報じた。
昨年夏にトルコ1部のガラタサライからローンで加入したアレックス・テレス。今季はこれまで18試合に出場し、2つのアシストを記録している。
そのローンの手数料は100万ユーロ(およそ1.3億円)で、買い取りオプションは800万ユーロ(およそ10.1億円)に設定されている。選手の代理人は「インテルに残りたい」と話していたが、クラブ側はそう考えていないようだ。
インテルはこの800万ユーロを支払うことには後ろ向きであり、今季限りでガラタサライへと返却するという方針であるという。
また、『Aktif Haber』は「レアル・ソシエダは、ガラタサライから借りているポルトガル代表FWブルマの買い取りオプションを値切ろうとしている」と報じている。
彼についても1年のローンで、買い取りオプションは800万ユーロ。しかし、ソシエダ側はそれを500万ユーロ(およそ6.3億円)に削減したオファーを送ることを準備しているという。
当然ながらこれが受け入れられなかった場合は契約が残っているガラタサライに返されることになる。
先日ファイナンシャル・フェアプレーの違反によってヨーロッパのカップ戦に出場することが出来なくなったガラタサライ。収入の減少が予想されていることから、貸している選手については出来る限り現金化したいという意図があると考えられている。
会長を務めているドゥルスン・エズベク氏は『TRTSpor』に対して以下のように話し、返却されれば他のクラブに売るしかないと答えている。
ドゥルスン・エズベク
「現在彼らはローンで貸し出されており、ここには戻ってこないだろう。我々の戦略においては、我々は彼らの将来について考えなければならないし、状況がクリアになるのを待たなければならない。
もし戻ってきたとしても、我々は彼らをどこかに移籍させるだろう。急ぐことなく、それらのことを考えたい」