『Gazzetta dello Sport』は「ローマに所属している元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティは、来期無給でプレーすることを提案したが、クラブに拒否された」と報じた。

記事によれば、これは『Rete Sport』のジャーナリストであるダニエル・ロ・モナコ氏のレポートである。そこには「エイプリルフールではない」とも書かれている。

ローマとの契約が今季限りになっているフランチェスコ・トッティ。出場機会が乏しくなっていることから、先日はルチアーノ・スパレッティ監督を批判するようなコメントを発表し、チームから外されたことも。

現在のところはまだ延長されるのかどうかも決まっておらず、まだ全く不透明な状況にある。

今回のレポートでは、トッティは自身の給与を慈善団体に寄付するという条件で新規の契約を結びたいという意向を示したということだ。

ローマではこの種の契約は初めてではなく、かつてダミアーノ・トンマージ(現イタリア選手協会会長)が結んだことで話題になった。

しかし、どうやらこのレポート、イタリアで大きな話題になったものの、真偽についての議論も大きくなっている。

『Il Tiempo』のアレッサンドロ・アウスティーニ氏は自身のSNSで「トッティは友人にそのようなことはいったが、パロッタ会長には伝えていない」と伝えた。

また、ジェームズ・パロッタ会長も『Il Messaggero』の取材に対して以下のように話した。

ジェームズ・パロッタ
(ローマ会長)

「これは明らかに嘘だよ。絶対に真実ではない。起こったことのないものだ。ローマで最も偉大な選手に対しての侮辱である」

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