『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのインテルが、中国企業に株式の20%を売却する」と報じた。
先日から中国のグループと交渉を行っていることは明るみになっていたが、今回の報道によればかなり合意に近づいているとのことで、数日中には正式に決定する可能性が高いという。
今季大きな赤字を計上するのではないかと言われているインテル。経済的にはかなり厳しいと言われており、ファイナンシャル・フェアプレーを遵守するためにはなんらかの収入が必要な状況だと考えられる。
エリック・トヒル会長は以前からゴールドマン・サックスと提携した上で新たな投資家を探していたが、中国方面のグループと接触しているということが伝えられていた。
今回はその相手の名前も明らかになっており、おそらく家電小売り販売会社の蘇寧電器なのではないかとのことだ。
2009年に日本の量販店ラオックスを買収した蘇寧電器は、中国でも屈指の大会社として知られ、国内リーグでも江蘇蘇寧を所有している。
インテルは、エリック・トヒル氏が所有している株式の中から14%、マッシモ・モラッティ前会長が所有する中の6%を中国へ売却する予定であるという。
これによってどれだけの投資を得られるのかは定かではなく、どのような再配分が行われるかも決まっていないようだが、ガラタサライのように欧州カップ戦出場を禁止されるようなことにはならずに済むかもしれない。
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