15日、『Daily Star』は「各ブックメーカーは、ジョゼ・モウリーニョ氏とマンチェスター・ユナイテッドの関係が薄れていると考えている」と報じた。
ギャンブルの人気が高いことで知られるイギリス。世の中のあらゆる事象が賭けの対象になっており、サッカーの監督人事もその1つだ。
マンチェスター・ユナイテッドが来季の監督として招へいするのではないかと言われていたのがジョゼ・モウリーニョであり、代表的なブックメーカーの1つ『Betfair』は1/16という倍率を設定していた。
ところが、今回パリ・サンジェルマンがマンチェスター・シティに敗れてチャンピオンズリーグを去ったことにより、そのオッズに大きな変化が起こっている。
試合前には上記のように1/16であったところが、現在では5/2という数字になっているのだ。この急上昇は、明らかに「可能性はかなり低くなった」と考えられている現れである。
これはマンチェスター・ユナイテッドがルイス・ファン・ハール監督の元でやや調子を戻してきているという点も影響していると考えられている。
パリ・サンジェルマンは以前からジョゼ・モウリーニョ氏の招へいに力を入れていると報じられており、先日のレポートでは年俸1500万ポンド(およそ23.1億円)という膨大な額を準備しているとも。
モウリーニョ自身はフランスに行くことは前向きではないと考えられているが、もしマンチェスター・ユナイテッドがファン・ハール体制の続投を決断すれば、彼には行く場所がなくなってしまうわけで・・・
[Qoly] モウリーニョ監督、「働きたい」 https://t.co/eNuvk8prjv
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年4月10日
フリーエージェントになってから4ヶ月、先日は『とにかく働きたくてたまらない』と語っていたモウリーニョ。今夏の去就はここに来てかなり不透明になってきたようだ。