26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグの準決勝1stレグ、マンチェスター・シティ対レアル・マドリー戦。

このゲームで最も多くのパスを捌いたのは、ルカ・モドリッチだった。

UEFA.comによれば、モドリッチのパス数は90。これはトーニ・クロースを上回る値であり、両チームを通じてトップの数字だ。

この試合でも得意のアウトサイドで魅惑のキックを披露していたモドリッチだが、なかでも優雅だったのはこれ。

51分、ダニ・カルバハルからパスを受けると相手陣内の中央でボールをコントロール。

フェルナンドやフェルナンジーニョからプレッシャーを受けつつもパスコースを探しだし、絶妙なアウトサイドキックでマルセロへとスルーパスを通した。

あれだけ密集した状況でパスコースを見つけ出すセンスも流石だが、ヘスス・ナバスとバカリ・サニャの間を抜くキックの精度は職人技だ。

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