アトレティコに1-0と敗れ、CL準決勝の1stレグを落としたバイエルン。

十分に逆転可能なスコアであるが、アトレティコの守備力を考えると2ndレグでも苦戦を強いられそうだ。

ジョゼップ・グアルディオラ監督にとって、今季はバイエルンでのラストシーズンである。

就任以降の3シーズンはここまで圧倒的な成績でタイトルを獲得してきたのだが、そんなペップバイエルンでも唯一優勝できていないのがCLである。

ペップ自身もそのことは理解しており、バイエルンでのCL制覇こそが「夢」であると語っていた。

そんなグアルディオラ監督だがバイエルンでの3シーズン、苦手としていた場所があったようだ。それは、スペイン勢とのアウェイゲームだ。

【2013-14シーズン】

レアル・マドリー 1 - 0 バイエルン(CL準決勝1stレグ)
→アグリゲートスコア5-0で敗退

【2014-15シーズン】

バルセロナ 3 - 0 バイエルン(CL準決勝1stレグ)
→アグリゲートスコア5-3で敗退

【2015-16シーズン】

アトレティコ・マドリー 1 - 0 バイエルン(CL準決勝1stレグ)

ペップバイエルンは、過去2シーズン連続でスペイン勢と準決勝で対戦しているのだが、これまでに2度敗れている。

CLの舞台では、一般的に2ndレグをホームで戦う方が有利と言われる。しかしバイエルンは過去2シーズンでそのアドバンテージを活かせておらず、レアル・マドリーとバルセロナの前に敗れてしまった。

そして今回のアトレティコ戦に敗れたことで、ペップバイエルンは過去3シーズンにおけるスペインでのアウェーゲームで全敗を記録してしまい、ついには1ゴールもあげることができなかった。

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