アトレティコに1-0と敗れ、CL準決勝の1stレグを落としたバイエルン。
十分に逆転可能なスコアであるが、アトレティコの守備力を考えると2ndレグでも苦戦を強いられそうだ。
#Pep: "Das Ergebnis ist nicht gut, ein bisschen kompliziert fürs Rückspiel." Aber: Final-Hoffnung bleibt natürlich! pic.twitter.com/3l9iRnHiDz
— FC Bayern München (@FCBayern) 2016年4月27日
ジョゼップ・グアルディオラ監督にとって、今季はバイエルンでのラストシーズンである。
就任以降の3シーズンはここまで圧倒的な成績でタイトルを獲得してきたのだが、そんなペップバイエルンでも唯一優勝できていないのがCLである。
ペップ自身もそのことは理解しており、バイエルンでのCL制覇こそが「夢」であると語っていた。
そんなグアルディオラ監督だがバイエルンでの3シーズン、苦手としていた場所があったようだ。それは、スペイン勢とのアウェイゲームだ。
【2013-14シーズン】
レアル・マドリー 1 - 0 バイエルン(CL準決勝1stレグ)
→アグリゲートスコア5-0で敗退
【2014-15シーズン】
バルセロナ 3 - 0 バイエルン(CL準決勝1stレグ)
→アグリゲートスコア5-3で敗退
【2015-16シーズン】
アトレティコ・マドリー 1 - 0 バイエルン(CL準決勝1stレグ)
ペップバイエルンは、過去2シーズン連続でスペイン勢と準決勝で対戦しているのだが、これまでに2度敗れている。
CLの舞台では、一般的に2ndレグをホームで戦う方が有利と言われる。しかしバイエルンは過去2シーズンでそのアドバンテージを活かせておらず、レアル・マドリーとバルセロナの前に敗れてしまった。
そして今回のアトレティコ戦に敗れたことで、ペップバイエルンは過去3シーズンにおけるスペインでのアウェーゲームで全敗を記録してしまい、ついには1ゴールもあげることができなかった。