2位:マテオ・コヴァチッチ(レアル・マドリー)

インテルでは、マテオ・コヴァチッチは何かを起こせる選手の一人だった。ボールを持てば、彼はクイックなワンツー、ドリブルでの持ち上がりでディフェンスを崩し、チャンスを作れた。

レアル・マドリーでは、彼は陰気で、ベンチを温めている。ラファエル・ベニテスは明らかに彼の中に何かを見ていた。成功者になれるだけの全てを備えていると。クラブでも、代表でも。

しかし、ジネディーヌ・ジダンはまだ彼をベンチから出すことが少ない。

リヴァプールやボルシア・ドルトムントが彼との契約を狙っているとも言われている。サンティアゴ・ベルナベウを離れることは、彼のキャリアに再び光を当てるかもしれない。

まだ彼も21歳だ。コヴァチッチはその才能を見せるときが来ている。寂しいことだが、レアル・マドリーではそれは叶わないだろう。

【次ページ】その5