ヴォイツェフ・シュチェスニ
「(君はレスターの優勝を願うコメントをして、すこし批判を受けることになったね?)
残り5試合でレスターが首位に立っていて、アーセナルとは10ポイントの差が開いていた。従って、僕のクラブにはチャンスがなかったよ。
そしてもちろん、僕はトッテナムよりもレスターにタイトルを取って欲しかった。それ以上説明が必要かい?
もちろん、僕はいつだってガナーズに幸運を祈っているわけだよ。彼らがピッチに出ればね。彼らの試合を見ているときは、僕はとてもナーバスになるよ。
ただ、もし彼らが勝利できないとすればだ。勝つのがレスターなら、それは素晴らしい物語だよ。『万に一つ』だ。起こり得ないことだ。
おとぎ話だよ。最も美しいものは何か? レスター・シティはそれに値した。彼らは素晴らしいサッカーをしていたよ。シーズンの最初からね。
3人の素晴らしい選手がいた。エンゴロ・カンテ、リヤド・マフレズ、そしてジェイミー・ヴァーディ。僕は彼らが羨ましいね。同時に賞賛もするけど」
「(アーセナルはなぜダメだった?)
僕はアーセナルが勝てるシーズンだと感じたけどね。ただ、我々は多くの試合で引き分けすぎた。勝たなければならない時にね。
スウォンジー戦で敗れたのは厳しい結果だった。チーム内にはクオリティがある。このリーグの立場においての最高の選手をいくらか抱えているんだ。
また、ペトル・チェフはアーセナルにとって素晴らしい買い物になったね。彼はチームを強くしてくれたよ。
彼らは悪いサッカーはしていなかった。一貫性と集中を欠いており、それが重い影響を与えるということを証明した。
忘れてはいけないよ。ビッグクラブは常にチャンピオンズリーグでプレーし、トップ4で終わる。彼らは失敗したわけではないんだ。そのような状況じゃない。アーセナルはいずれ近いうちにリーグを勝利できると確信しているよ」
シュチェスニが語る!ローマやアーセナル、ナインゴラン、そしてEURO2016
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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