ヴォイツェフ・シュチェスニ
「(EURO2016がすぐだね? ポーランドのメンバーは過去最高?)
僕はこのチームを信じている。ただ、僕はちょっとブレーキを踏んでおきたいね。我々はEURO2012で大きなプレッシャーに苛まれたことを覚えているし、その結果がアレだ。
だから、我々はとにかく気楽にやっていくよ。準備はできていると確信している。アダム・ナヴァルカ監督とスタッフは毎回とても良いスカウティング、分析をする。
我々がピッチに出たとき、相手に対してどのようにプレーすれば良いのかということを全て知っているんだ。従って、僕はチャレンジするタイミングがやっていていると思うね」
「(なぜ4年前はうまくいかなかった?)
過大評価があり、話題が多すぎ、そしてプレッシャーを形成してしまった。最終的に1試合も勝つことが出来なかった。それは悪夢のような経験だったよ。チームにも自分にもね。重要なときに失敗したんだ。
我々が心の持ちようを変えたのは、それが理由だ。選手は次のパス、タックル、次の10秒で何が起こるかと言うことを考えるべきだ」
「(もっと準備が出来ている?)
我々は明らかにもっと成熟した。なぜならあれから四年がたって、このようなことによりよく対処する準備が出来ているからだ。
ロベルト・レヴァンドフスキは既に素晴らしいストライカーだったが、今や世界最高の選手だ。グジェゴシュ・クリホヴィアクは前回呼ばれていないが、彼もあのポジションでは有数の男だ。
同じことはアレク・ミリクにもいえる。彼は最高のストライカーだ。大きなタレントだ。我々のベストプレーヤーがもっと良いクラブへと行き、重要な役割を担っている。
従って、そうだね。勝つために必要なものは持っているように思うが、しかし地に足をつけて集中しなければならないよ。考えすぎると簡単に罠にはまってしまうからね。
重要なのは次の試合だけだ。ナヴァルカ監督とスタッフは我々をトップコンディションに持って行ってくれる。従って、上手く行くように願っているよ」
シュチェスニが語る!ローマやアーセナル、ナインゴラン、そしてEURO2016
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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