『FourFourTwo』は「チェルシーの監督を務めるフース・ヒディンク氏が、今季の成績について語った」と報じた。

昨季プレミアリーグ優勝を果たしたチェルシー。モウリーニョ監督も契約を延長して望んだが、一転深刻な不調に陥ってしまった。

一時期は降格圏近くに沈み、モウリーニョ監督は解任。それを引き継いだのは、今季限りの契約で仕事を受けたフース・ヒディンク監督だった。

チームは向上を見せたものの勝ちきれない流れが続き、最終的にはヨーロッパカップ戦への出場権は獲得することが出来ずに終わってしまった。

記者会見に臨んだフース・ヒディンク監督は以下のように話し、これが大災害かと言われればそうではないと語った一方で、大きな目標を達成できなかったのは残念だと明かした。

フース・ヒディンク

「私が『大災害』という大きな言葉を使うとき、それは世界で起こったことを表す。

しかし、サッカーの世界においては、このチェルシーの成績は『フットボールでの大災害だ』と言われるかもしれないね。

チェルシーは、常に頂点にいなければならないクラブだ。そして、常にタイトルを争わなければならない存在だ。

そういう点で言えば、この小さなサッカーの世界において――そうだ。チェルシーはそこにいなければならない存在なのだ」

「(残留は果たしたが、ヨーロッパには行けなかった)

もちろん、ヨーロッパへの切符を手に入れられなかったことは残念だ。私の最初の仕事は、それを獲得することだった。出来るだけ残留を早く決めて、さらなる目標があった。

イングランド・プレミアリーグでは何が起こるか分からない。開幕時には誰もレスター・シティがチャンピオンになるなんて思っていなかった。

我々は最初の目標は達成した。相対的には早かった。もちろん、他にもFAカップ決勝に行くこと、チャンピオンズリーグ決勝に行くなどの目標もあったがね。ただ、それらは起こらなかった」

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら