『AS』など各メディアは、「リーガ・エスパニョーラのグラナダは、中国のビジネスマンに売却されることが確認された」と報じた。
グラナダは、ウディネーゼ(イタリア)やワトフォード(イングランド)を所有しているポッツォ・ファミリーのクラブとして知られている。
しかし今回そのクラブが売却されることが決まったようだ。3700万ユーロ(およそ45.6億円)でその株式を買い取るのは、中国人の実業家チャン・リーチェン氏。
彼は中国のメディア企業Desportsの社長で、ペップ・グアルディオラの兄弟であるペレ・グアルディオラとパートナーであり、以前はマラガの買収にも乗り出していた。
現在はデューデリジェンスが行われている状況にあるが、今後2週間で買収が完了する可能性が高いと考えられている。
リーガ・エスパニョーラには現在中国の資本が多く流入している。バレンシアは以前ユースに多くの中国人を受け入れていたことでも知られる。
バレンシアのカンテラのあるカテゴリーが中国人選手だらけだった! その背景にあるのは… | Football Web Magazine 『Qoly』 http://t.co/u3LNUTmgBZ
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2014年8月21日
昨年にはアトレティコ・マドリーが一部の株式を中国のワンダグループに売却しており、エスパニョールも先日チェン・ヤンシェン氏がオーナーになった。
グラナダはこの数年常に残留争いを強いられてきたクラブであるが、これによってスペインで上位争いができるクラブに成長するのだろうか?