一般的に、選手寿命が短いと言われるサッカー。
Jリーグ選手の平均引退年齢は20代後半であり、30歳を過ぎてもプレーできるのはほんの一握りである。フィールドプレーヤーと比べてGKはやや選手寿命が長いが、それでも35歳を越えてもプレーする選手は多くない。
そんななか、先週末のJ3ではベテランGKによる対決があった。ガンバ大阪U-23対SC相模原の試合だ。
この試合で両ゴールを守ったGKの名前を見てみると…
35歳の藤ヶ谷陽介(1981年2月生まれ)と40歳の川口能活(1975年8月生まれ)!
ガンバ大阪や横浜F・マリノスで、数多くのタイトルを手にしてきた両選手。Jリーグでの出場試合数はともに300試合を越えており、合計で800試合以上に出場している大ベテランである。
そんな藤ヶ谷と川口だが、J3でプレーするの今季がともに初めてのこと。J3の舞台でこれだけ経験のある選手が激突するのは稀である。
ちなみに、藤ヶ谷と川口は静岡県出身。同じクラブでプレーした経験はないが、2014年、藤ヶ谷は川口との入れ替わりでジュビロ磐田に加入している。
試合はアウェイの相模原が0-1と勝利。試合後、両者はやはり何か話し合ったのだろうか?