『Gabon Eco』は「イタリア・セリエAのトリノは、ロリアンに所属するMFディディエ・エンドングの獲得に向けて入札を行った」と報じた。
ディディエ・エンドングは1994年生まれの21歳。ピエール=エメリク・オーバメヤングのブレイクで注目されるガボン代表のヤングスターで、フランスで活躍するボランチだ。
昨年チュニジアのスファクシャンからリーグアンへやってきたばかりであるが、ロリアンの中盤を支える存在となった。小柄ながらも豊富な運動量、スピード、テクニックを兼ね備え、攻撃参加でも力を発揮できるオールラウンドな選手として知られる。
彼に関心を寄せているのはイングランド・プレミアリーグのサウサンプトン、同じフランスのモナコらであるとのこと。そして、その中でいち早くオファーを行ったのがトリノであるという。その額は400万ユーロ(およそ4.9億円)であるようだ。
また、サウサンプトンは今年1月から「ヴィクター・ワニャマの後釜」として彼に注目しており、スカウトが接触を行っていたと言われている。
ただ、その際に価格は1000万ユーロ(およそ12.3億円)であると通告されていたとのことで、もしそれが事実だとすればトリノの入札もかなり足りない額だ。