同率2位:ジャンルイージ・ドンナルンマ(ミラン)

Gazzettaの平均点数:6.25

このティーンエイジャー、しかも当時16歳という若さの彼は、突然ピックアップされて高い評価を与えられるに至った。ブッフォンと同じ名前を持つ彼は、まだブッフォンではない。しかし素晴らしいポテンシャルを持っており、その足跡を辿ることができる。

ドンナルンマは、ブッフォンよりも若くしてピッチに送られた。シニシャ・ミハイロヴィッチ監督が、ディエゴ・ロペスに代わってゴールマウスを任せることを決断したのだ。

10月25日のことだ。サッスオーロ戦でデビューを果たし、ベラルディにフリーキックから得点を許したものの、その大人と遜色ないプレーは世界を驚かせた。

30試合のスタメン出場、11回のクリーンシート。難しい状況のミランで作った記録には価値がある。光明を見出しにくいクラブに、一つの灯りが点っている。

同率2位:レアンドロ・パレデス(エンポリ)

Gazzettaの平均点数:6.25

機動力、コントロール、パスレンジ、そして強いタックル。それはトップレベルのMFに必要とされるものだ。レアンドロ・パレデスは、それら全てでクオリティを見せている。

しかも、ローマからエンポリに貸し出されている彼は更に大きな影響を与えている。21歳のアルゼンチン人MFは、初めてトップリーグで28試合にスタメン出場し、今後数年間でステップアップを目指すだろう。

彼の去就については依然として不透明だ。パレデスはイタリアに残る意志を示しているが、海外からの関心は大きく、夏にそのチャンスを手にする可能性もある。

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