CB ジョルジョ・キエッリーニ/イタリア/83cap

代表デビューは2004年11月。前回大会EURO2012の決勝、キエッリーニがハムストリングを痛めて前半20分過ぎに交代にならなければどうなっていただろうか?だが、「たられば」を言っても仕方がない。この“守備の巨像”は、この夏もイタリアの素晴らしい守備陣のリーダーとなるだろう。

CB ヤン・ヴェルトンゲン/ベルギー/76cap

代表デビューは2007年6月。トッテナムのダイナミックなCBであり、ベルギー代表のダイナミックな左SBでもあるヴェルトンゲン。そのバーサタリティ(ユーティリティ)性と献身性が評価されてきた。

2014年W杯でも印象的なプレーを見せたが、ジョルダン・ルカクの台頭によって、代表でもCBとしてプレーすることになるだろう。

DM セルヒオ・ブスケツ/スペイン/82cap

代表デビューは2009年4月。彼はバルセロナでデビューしたシーズン、20歳にしてスペイン代表にもデビューした。その後、7年間に渡り崇高なる貢献を続けてきた。優勝した2010年W杯、EURO2012ではフル出場。近年において、世界最高のMFだ。

MF ルーカ・モドリッチ/クロアチア/90cap

代表デビューは2006年3月。主要大会デビューとなったEURO2008で輝きをみせたモドリッチ。トルコとの準々決勝、PK戦で痛恨の失敗もあったが…。EURO2012のグループステージでのスペイン戦では魅惑的なパフォーマンスを見せたが、バーに嫌われた。

だが、今大会は最高のMFユニット(&ラキティッチ)の片割れとして立ち向かうことになる。近年において、世界で2番目に最高のMF。

【次ページ】その3