CB ラファエル・ヴァラン/フランス代表
世界最高の若手CBのひとりと評価されるヴァランだが、今季は怪我に苛まれた。そして、不運にもEUROも欠場することになった。すでにフランス代表でキャプテンを務めたこともある彼だが、CL決勝前に太腿を故障してしまい、1か月は離脱することに。
LB ファビオ・コエントラォン/ポルトガル代表
このところ、クラブでのキャリアが行き詰っていたコエントラォンだが、モナコへのローンは成功。ポルトガル代表においても重要なメンバーの座を保っていた。だが、4月に太腿を負傷。3~6か月はプレー不可能と発表され、EURO欠場が決まってしまった。
DM マルコ・ヴェッラッティ/イタリア代表
大会後チェルシーを率いることになるアントニオ・コンテは今夏最も不運な監督だろう。中盤の重要な2人を失うことになったのだ。特にヴェッラッティの欠場は痛い。彼の虎のようなパフォーマンスは、補うのが難しいものだろう。鼠蹊部の問題を解決するために手術を行い、8週間の離脱が見込まれている。
MF クラウディオ・マルキージオ/イタリア代表
この数年間、ユヴェントスとアズーリにおいて要でもあったマルキージオの欠場によって、イタリアの中盤はかなり弱まってしまった。この30歳のMFは4月のパレルモ戦で靭帯を損傷し、6か月は離脱すると見込まれている。