22日に行われたチリ対コロンビアのコパ・アメリカ・センテナリオ準決勝は、チリが2-0で制し決勝進出を決めた。
チリは開始7分、チャルレス・アランギスの先制ゴールでコロンビアの出鼻を挫くと、
その僅か4分後には、アレクシス・サンチェスのシュートがポストに直撃し、そのこぼれをホセ・ペドロ・フエンサリダが詰めてリードを広げた。
試合はハーフタイム中に雷雨でピッチが水浸しとなり、約2時間半も中断。
コロンビアは仕切り直しとなった後半に巻き返したいところだったが、57分、中盤の要であるカルロス・サンチェスが2枚目のイエローカードを受け退場。これが追い上げムードに水を差し、そのまま危なげなくチリが勝利した。
これで決勝は昨年の同大会と同じチリとアルゼンチンの対戦となった。
両者は今大会の初戦でも顔を合わせアルゼンチンが2-1で勝利しているが、内容的にはスコア以上に開きがあった。しかし、チリはその時から別のチームのように調子を上げており、一方のアルゼンチンにもメッシが戻ってきているだけに、全く違ったモノになるだろう。
100周年を記念して開催された大会は果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。