コパ・アメリカ・センテナリオ、チリ代表はメキシコを7-0と圧倒し、準決勝進出を決めた。
[Qoly] チリ、“史上最強”のメキシコから“史上最高”の勝ち方をしていた https://t.co/v921utzE5M
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月19日
その攻撃力には、メキシコのフアン・カルロス・オソリオ監督も「チリはとてもパワフルだった」と脱帽していた。
そのなかで、チリの3トップの一角を担ったFWエドソン・プッチは代表初ゴールを含め、2得点の活躍。ここでは彼の守備シーンを見てみる。
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チリが中盤でボールを失いカウンターを受けた場面。メキシコの左SBミゲル・ラユンが猛然とスペースに飛び出してゆくが、プッチは全力で追走!相手陣から自陣ボックス内まで戻り、決定機になるのを防いでみせた。
もしプッチが戻っていなかったら、ラユンはフリーでボールを受けられたはず。ガリー・メデルらからも讃えられた価値あるランであった。
攻守に存在感を発揮したプッチは、この日が今大会での初先発でもあった。そんな彼について、当サイトのデータベース情報で補足する。
Édson Raúl Puch Cortéz
1986年生まれの29歳(30歳という説も)。
『魔法使い(El Mago)』などの異名を持つ、パレスチナ系チリ代表FW。
体格も小柄で身体能力にも特段恵まれているわけでないが、体の使い方、ボールの置き方、相手との間合いの取り方が絶妙に巧いドリブルが最大の武器。サイドからのチャンスメークを得意とするアタッカー。
今大会のメンバーにおいて、サプライズのひとりだったというプッチについて、フアン・アントニオ・ピッツィ監督は「彼のことはよく知っている。その特性、ユーティリティ性をね。彼は選択肢をくれ、強化してくれるかもしれない。だから招集したんだ」と語っている。連覇を狙うチリのキーマンになるかも?