コパ・アメリカ・センテナリオ、チリ代表はメキシコを7-0と圧倒し、準決勝進出を決めた。

その攻撃力には、メキシコのフアン・カルロス・オソリオ監督も「チリはとてもパワフルだった」と脱帽していた。

そのなかで、チリの3トップの一角を担ったFWエドソン・プッチは代表初ゴールを含め、2得点の活躍。ここでは彼の守備シーンを見てみる。

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

チリが中盤でボールを失いカウンターを受けた場面。メキシコの左SBミゲル・ラユンが猛然とスペースに飛び出してゆくが、プッチは全力で追走!相手陣から自陣ボックス内まで戻り、決定機になるのを防いでみせた。

もしプッチが戻っていなかったら、ラユンはフリーでボールを受けられたはず。ガリー・メデルらからも讃えられた価値あるランであった。

攻守に存在感を発揮したプッチは、この日が今大会での初先発でもあった。そんな彼について、当サイトのデータベース情報で補足する。

Édson Raúl Puch Cortéz

1986年生まれの29歳(30歳という説も)。

『魔法使い(El Mago)』などの異名を持つ、パレスチナ系チリ代表FW。

体格も小柄で身体能力にも特段恵まれているわけでないが、体の使い方、ボールの置き方、相手との間合いの取り方が絶妙に巧いドリブルが最大の武器。サイドからのチャンスメークを得意とするアタッカー。

今大会のメンバーにおいて、サプライズのひとりだったというプッチについて、フアン・アントニオ・ピッツィ監督は「彼のことはよく知っている。その特性、ユーティリティ性をね。彼は選択肢をくれ、強化してくれるかもしれない。だから招集したんだ」と語っている。連覇を狙うチリのキーマンになるかも?

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい