EURO2016、王者スペイン相手に劇的な逆転勝ちを収め、グループステージ首位通過を果たしたクロアチア。

そのクロアチアとチェコが戦ったグループステージ第2戦では、クロアチアのフーリガンたちから発煙筒や爆竹が投げ込まれる事件があった。

特に爆竹は処理に当たっていた警備員のすぐそばで爆発し、あわや大事故…という危険極まりないものであった。

爆発に巻き込まれ負傷した警備員アブデル・アイサウィさんに対し、クロアチアサッカー連盟はお詫びのしるしを贈ることにしたようだ。

選手たち全員のサインが記されたクロアチア代表のユニフォーム。ネームはアイサウィとなっている。

なお、ユニフォームを手にしているのは、あのダヴォール・シュケルだ。かつてレアル・マドリー、アーセナルなどでプレーした元名ストライカーは、現在クロアチアサッカー連盟の会長を務めている。

シュケルは今回の事態について謝罪。アイサウィさんにとって今EUROがあの事件ではなくこのユニフォームでいい思い出になれば、などと述べていた。また、事件を起こした人物たちについては、クロアチアのファンではなくフーリガンによるものだとも口にしていたようだ。

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