EURO2016、王者スペイン相手に劇的な逆転勝ちを収め、グループステージ首位通過を果たしたクロアチア。
そのクロアチアとチェコが戦ったグループステージ第2戦では、クロアチアのフーリガンたちから発煙筒や爆竹が投げ込まれる事件があった。
[Qoly] EUROであわや大惨事…爆竹爆発でスタッフが危機一髪 https://t.co/BsMhX9i3aH
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月17日
特に爆竹は処理に当たっていた警備員のすぐそばで爆発し、あわや大事故…という危険極まりないものであった。
爆発に巻き込まれ負傷した警備員アブデル・アイサウィさんに対し、クロアチアサッカー連盟はお詫びのしるしを贈ることにしたようだ。
HNS will give a shirt signed by all players to Mr. Abdel Issaoui, steward who was injured during Croatian match. pic.twitter.com/Ac0v11rogm
— HNS | CFF (@HNS_CFF) 2016年6月24日
選手たち全員のサインが記されたクロアチア代表のユニフォーム。ネームはアイサウィとなっている。
なお、ユニフォームを手にしているのは、あのダヴォール・シュケルだ。かつてレアル・マドリー、アーセナルなどでプレーした元名ストライカーは、現在クロアチアサッカー連盟の会長を務めている。
シュケルは今回の事態について謝罪。アイサウィさんにとって今EUROがあの事件ではなくこのユニフォームでいい思い出になれば、などと述べていた。また、事件を起こした人物たちについては、クロアチアのファンではなくフーリガンによるものだとも口にしていたようだ。