清武弘嗣が加入したスペイン1部のセビージャが、サンパウロに所属するブラジル代表MFガンソの獲得を望んでいるようだ。『Globo』などが伝えている。
São Paulo recusa proposta do Sevilla pelo meia Paulo Henrique Ganso https://t.co/VuCNv9hrNp pic.twitter.com/mLuTsiqHuk
— globoesporte.com (@globoesportecom) 2016年6月28日
報道によると、セビージャは800万ユーロ(約9億円)でガンソの獲得を希望したのだという。『Lance』は、セビージャの新指揮官に就任したアルゼンチン人ホルヘ・サンパオリ監督がガンソの獲得をリクエストしたと伝えている。
ただ、サンパウロはコパ・アメリカで中断していたリベルタドーレスの準決勝が来月始めに控えていることもありこれを拒否。クラブは2017年9月までになっている契約を更新する準備があるとのことだ。
ガンソはサントスでネイマールと共に一躍スターダムにのし上がった10番タイプの攻撃的MF。盟友ネイマールが世界トップ選手に飛躍した一方、ガンソは不調に陥りセレソンからも遠ざかったが、サンパウロ移籍をきっかけに復調。出場こそなかったもののコパ・アメリカ・センテナリオで4年ぶりにブラジル代表に招集された。
かつて誉れ高きセレソンの10番を背負った男が、生年月日がたった1か月しか違わない清武の新たなライバルになるのであろうか。