『Owngoalnigeria』は「ヴェルダー・ブレーメンに所属しているナイジェリア代表FWアンソニー・ウジャーは、中国超級リーグの遼寧宏運に移籍する」と報じた。

アンソニー・ウジャーは1990年生まれの25歳。2012年から所属していたケルンでは大迫勇也とチームメイトだったことで知られるストライカーだ。

昨年夏にヴェルダー・ブレーメンへ450万ユーロ(およそ7億円)で移籍し、昨季は11ゴールという結果を残していた。1月には遼寧宏運から1300万ユーロ(およそ16億円)の入札があったとのことだが、それは拒否されたという。

それから半年、今後は1050万ユーロ(およそ12.9億円)という価格のオファーが行われ、今度はヴェルダー・ブレーメンがそれを受け入れたという。

遼寧宏運は現在中国超級リーグで11位。外国人選手はジェームズ・チャマンガ(ザンビア代表FW)、ダリオ・ヴィドシッチ(オーストラリア代表MF)、アサニ・ルキミャ(DRコンゴ代表DF)、イブラヒマ・トゥレ(セネガル代表FW)、マイケル・スウェイト(オーストラリア代表DF)と決して豪華ではない。

中国では2011年に3位という結果を残しているものの、その後の4年間は2ケタ順位で、決して強豪ではない。

しかし、そんなチームでも世界的なタレントではないナイジェリア代表FWに13億円を出せるというのが、今の中国の経済的強さを感じさせる。

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