セレッソ大阪に所属するGK北野貴之は気持ちを前面に押し出したプレーが特徴の、熱い性格の持ち主だ。
アルビレックス新潟や大宮アルディージャで長く活躍していたが、2015年8月、セレッソへと移籍。キム・ジンヒョン、武田博行、丹野研太といったJ1クラスのGKが揃うチームを新たな挑戦の場に選んだ。
練習後、「今日の練習、かなりしんどそうでしたね?」と聞くと「しんどい?自分を追い込む為にトレーニングをしてるんだから、そんな風に思ったことないよ」とケロッと答えてくれた #北野貴之 選手。プロのメンタルはさすがだなと思いました。 pic.twitter.com/zLDq7Oi0H7
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) 2016年6月16日
そんな北野は7日、自身のブログを更新。
タイトルに「七夕‼︎皆様への幸せ‼︎」とあることから七夕関連の話題かに思われたのだが、そこで記されていたのはこのたび名古屋グランパスへの移籍が決定した扇原貴宏とのエピソードであった。
扇原貴宏選手 名古屋グランパスへ完全移籍のお知らせ https://t.co/Miowyv4jr4 #cerezo #セレッソ大阪 pic.twitter.com/odLMXVa9Tk
— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) 2016年7月1日
冒頭、「セレッソに来て、1番初めに可愛がった、可愛い弟ぶんの扇原貴宏が移籍することになりました」と綴った北野。
北野は扇原の見送る際に運転主を任されたようで、出発前に熱い話を交わしたようだ。
複数のクラブを渡り歩いてきた北野だからこそ、伝えたいことがあったのだろう。
「発言で世の中は決まる」や「新しい旅立ちには、必ずと言っていいほど新しい出逢いが多くある」といったの言葉をかけたという。
是非ブログを直接見ていただきたいため詳細は省くが、その文章からは先輩としての優しさや男としての熱い部分がひしひしと伝わってくる。
セレッソ一筋の扇原にとって名古屋への移籍は難しい決断であり、そうした北野の言葉は何よりも沁みたはず。
気になる方は、以下のリンクからチェック!
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」