クラブ史上初となるプレミアリーグ優勝を果たし、今季はUEFAチャンピオンズリーグにも参戦するレスター。すでにCSKAモスクワからナイジェリア人FWアーメド・ムサを獲得しているが、まだ前線の補強を狙っているようだ。
『Guardian』によれば、レスターが関心を寄せているのは、トゥールーズのFWウィサム・ベンニェデルだという。
West Ham and Leicester in contention for Toulouse’s Wissam Ben Yedder. By @ed_aarons https://t.co/5PKfyCeMA0 pic.twitter.com/7076sGOg6g
— Guardian sport (@guardian_sport) 2016年7月18日
チュニジア人の両親のもとフランスで生まれたベンニェデルは、1990年生まれの25歳。当サイトで何度も紹介してきたが、元フットサルフランス代表という変わった経歴を持つ選手でもある。
身長170cmと小柄ながら、柔らかなボールタッチと巧みなシュート技術を併せ持つアタッカー。両足を遜色なく使えるほか、ヘディングも上手く、リーグアンで4シーズン連続二桁得点をマークするなど得点力も折り紙つきだ。
昨季はミシ・バチュアイ、アテム・ベナルファと並ぶリーグ17得点をマークした彼は、トゥールーズとの契約が残り1年となっている。そのため、830万ポンド(11.6億円)ほどで獲得できる模様。ただ、レスターだけでなくウェストハムやリヨン、ローマも興味を示しており、獲得競争は熾烈を極めそうだ。
ちなみに、6月にセビージャ入りが決まりかけていたが、新監督ホルヘ・サンパオリがストップを掛けたことで移籍が流れている(それでもまだ興味は保っているようだが)。