『Daily Mail』は「ポール・ポグバは、マンチェスター・ユナイテッドでは間違った役割で起用される可能性がある」と報じた。
先日から大きな話題になっているポール・ポグバの去就。ユヴェントスとマンチェスター・ユナイテッドの間では、一説には1億1000万ポンド(およそ152億6000万円)とも言われる強烈な額の移籍金が動くとも。
ジョゼ・モウリーニョ監督はポグバを中盤のセンターで使う可能性が高いと言われている。ルーニーがトップ下に上がり、ポグバは一枚下になるという。
マンチェスター・ユナイテッドはセンターにマイケル・キャリック、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、モルガン・シュナイデルリンを持っているが、ベテランの二人はシーズンを通した計算ができない。
そのため、モウリーニョ監督はそこにポグバを加える形になるだろうという推測だ。
しかし記事によれば、ポグバは守備をベースとしたボランチの位置で起用した場合、ボール奪取という点でトッププレイヤーではないという。
欧州5大リーグの中でボール奪取が多い選手のランキングは以下の通りとなっている。
5大リーグにおけるボール奪取総数
- イドリサ・グエイ(アストン・ヴィラ):344回
- ダニー・ドリンクウォーター(レスター):342回
- フランチェスコ・マニャネッリ(サッスオーロ):333回
- エンゴロ・カンテ(レスター):326回
- ジュリアン・フェレ(カーン);323回
- ジョルジーニョ(ナポリ):303回
- リッカルド・モントリーヴォ(ミラン):302回
- ナンパリス・メンディ(ニース):294回
- ジョナス・マルタン(モンペリエ):293回
- ヤン・エンヴィラ(サンダーランド):287回
- ユヌス・サンカレ(ギャンガン):286回
- グレン・ウィーラン(ストーク):286回
- マクシム・ゴナロン(リヨン):284回
- ディディエ・エンドング(ロリアン):277回
- ダレン・フレッチャー(WBA):269回
- ジェシ・ピ(トロワ):268回
- マルテン・デ・ローン(アタランタ):265回
- ポール・ポグバ(ユヴェントス):261回
当然役割にもよるが、ボール奪取数では18位。タックルでは更に低く全体92位となる。