先週末に行われたJ2第29節。
味の素スタジアムで開催された東京ヴェルディ対横浜FCの試合では、ちょっとおもしろいマッチアップがあった。
横浜FCのFWイバが東京ヴェルディDF井林章と対峙し、「イバ対決」が繰り広げられたのだ!
イバことアブドゥルラヒーム・ラージャーブはモロッコ出身のストライカー。2013年から所属したノルウェーのボードー/グリムトで得点を量産したことで注目を集め、2015年には中国2部の河北華夏幸福に移籍。
まずはイバ選手!
タオルマフラーを見つけると満面の笑みで近づいてきてくれました!
前線で強烈なインパクトを見せつけるイバ選手に今後も注目です!#yokohamafc pic.twitter.com/wjjpGhiTZM
— 横浜FCスタッフ (@yokohama_fc) 2016年6月18日
中国では1シーズンで8得点を決めて昇格に貢献するも、ジェルヴィーニョやエセキエル・ラベッシなどの外国人選手が加入したことで枠が埋まってしまい契約解除に。そうした事態を受け、2016年に横浜FCへとやってきた。愛称は"IBBA"で、Jリーグでは登録名を「イバ」にしている。
対する東京ヴェルディのDF井林章(いばやし あきら)は、広島皆実高時代に全国制覇を経験したDF。
【TOP】前半12分、東京ヴェルディDF3井林章のゴールで先制!東京ヴェルディ1-0ツエーゲン金沢 #verdy #zweigen pic.twitter.com/K6SgFlSvPS
— 東京ヴェルディ公式 #緑パートナー募集中 (@TokyoVerdySTAFF) 2016年8月11日
2012年3月に関西学院大から特別指定選手としてJ2の東京ヴェルディへ加入し、翌年正式にプロ契約を結ぶ。公式サイトでも紹介されている通りニックネームは「イバ」で、チームメイトからもそう呼ばれている。
J2の舞台で実現したそんな「イバ対決」。
さきほどご紹介した22分のシーンではイバの突破を井林が素晴らしいスライディングで防いだのだが、激しいマッチアップはこの後も続いた!