29日、『Daily Mail』は「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、肥大化したスカッドをスマートにするため、4名の選手を放出する」と報じた。
今夏ロリス・カリウスやラグナル・クラヴァン、サディオ・マネ、ジョージニオ・ワイナルドゥムなどを獲得してきたリヴァプール。ここまで放出してきたのはクリスティアン・ベンテケ、ジョー・アレン、ジョーダン・アイブなどだ。
しかし今季はヨーロッパでの戦いがないこともあって、ユルゲン・クロップ監督はもう少しメンバーを整理したいという意向があるようだ。
まずほぼ決まっているのはスペイン代表MFルイス・アルベルト。彼は600万ポンド(およそ7.6億円)でラツィオに加入する可能性がかなり高いという。
また、DFアンドレ・ウィズダムに関しては南野拓実が所属しているレッドブル・ザルツブルクにシーズンローンで送られるとのこと。
そして、MFラザール・マルコヴィッチに関してはACミランが獲得に動いているとのことで、リヴァプールも出場機会を得るためのローン移籍を許可しているようだ。
そして問題はもちろんマリオ・バロテッリだ。彼にいま最も近づいているのは意外にもフランスのニースOGCであるという。今のところは詳しい条件などが明かされていないが、おそらくシーズンローンになるのではないかと推測される。
ただ、ニースはリヨンのMFクレマン・グルニエの獲得がもっとも優先されている事項であるとも言われており、その辺りもどのように動くのかは不透明である。