今夏マンチェスター・シティからイタリア・セリエAのトリノに移籍したジョー・ハート。トリノは土曜日にエンポリとの試合を迎え、ジョー・ハートも新天地での2試合目となる。
トリノにローンでやってきたハートは、エンポリ戦前日会見で早くもイタリア語での回答を行うなど意欲的な動きを見せている。
[Qoly] ジョー・ハート、素敵じゃん!「イタリア語」でしゃべる https://t.co/jxD0srHmzO
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年9月17日
さらに『Daily Mail』の報道によれば、ハートは「GKとして何が最も重要な資質?」という質問に対して以下のように答え、会場にいる人々を笑わせたとのことだ。
昨季までシティの絶対的守護神を勤めながら、今季はウィリー・カバジェロとクラウディオ・ブラボにポジションを奪われ、退団を余儀なくされたハート。その状況に至ったのは、ペップ・グアルディオラ監督が足元でのプレーを求めたためであると言われている。
ジョー・ハート
(キーパーとして最も重要な資質は?)
「ゴールキーパーとしての最高のクオリティは――僕の見解では、それはゴールの枠からボールを弾き出し続けて、チームを助けられることだ」
また、マンチェスター・シティを離れた理由については以下のように語っており、状況を見れば新しい場所を探さなければならないことは明らかだったと話している。
ジョー・ハート
(ペップ・グアルディオラとは?)
「状況は誰が見ても明らかだった。彼は僕に対してオープンだったよ。
僕がプレー時間をもらえるチャンスは限定的だったように見えた。したがって、僕はどこか他のところを見なければならなかった。
それは難しいことだったが、誰もが愛してくれないときにはそれをやれる男にならなければならないし、そういう状況だったんだ。
サッカーというのは、それぞれの見解を基盤としているものだ。グアルディオラの見解は、結果として僕に新しいクラブを探させたということさ」
「僕はいつも毎週末プレーすることを楽しみにしてきた。それは最も重要な事だった。しかし、自分の国のためのプレーも愛していたし、それが重要だというのも頭にあった。
イングランド以外での経験を求めていた。なぜなら、そのチャンスは多くの英国の選手に与えられるものではないからだ。
チャンネル4で見てきた偉大なGKの伝統を持つ国で、新しいことを学び、成長できるチャンスなんだ」