先週末行われたプレミアリーグの第7節、レスター対サウサンプトン戦。

日本人選手が在籍するクラブ同士の試合に、Jリーグで活躍したレジェンドが観戦に訪れたようだ。

その選手とは、名古屋グランパスと清水エスパルスで活躍したノルウェー出身の元FWフローデ・ヨンセンだ。

ポストプレーに長け、周囲を活かすチャンスメイク能力も高いことで知られたヨンセン。名古屋では3シーズン連続で2桁得点をマークし、J1では143試合に出場し52得点をあげた。

2010年に清水を退団したヨンセンは、母国に戻りオド・グレンランへと移籍。2013年には39歳にしてノルウェーリーグの得点王に輝き、昨年10月に現役引退となった。

そんなヨンセンは名古屋時代、吉田麻也のチームメイトであった。

ヨンセンが2006年から2008年にかけて名古屋に在籍していたのに対し、吉田は2007年にトップチームに昇格。当時吉田は18歳であったがヨンセンとともにプレーしており、試合後、再会を楽しんだようだ。

ヨンセンは、清水時代には2トップを組んだ岡崎慎司のもとも訪れていた。

岡崎にとってヨンセンは大きな存在であり、以前自身のブログでもその想いを綴ってる。シュトゥットガルトへ移籍する際には「お前なら出来る」と声を掛けてくれたようで、カラオケで一緒にOasisを熱唱したこともあるんだとか。

イスラム・スリマニの加入によって苦しいシーズンを送っている岡崎だが、今回はヨンセンに「人生楽しめ」というメッセージをもらい、気分がスッキリしたようだ。

一流選手でありながらジェントルマンであり、多くの日本人選手に影響を与えたヨンセン。吉田や岡崎のツイートにも尊敬の気持ちが滲み出ており、Jリーグのファンとしても嬉しくなるような再会であった。

なお、試合は0-0。岡崎は66分からマーク・オルブライトンとの交代で出場しているが、吉田に出場の機会は回ってこなかった。

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