2. 因縁の始まりは2006年…
日時:2006年6月12日
試合情報:2006 ワールドカップ グループステージ第1節
会場:フリッツ・ヴァルター・シュタディオン(GER)
コメント:オーストラリアがAFCに加盟した2006年以降、頻繁に顔を合わせるようになった”サッカルーズ”と日本代表。ただ因縁とも言える歴史が始まったのは、この一戦からだろう。
日本は大事なW杯初戦で、中村俊輔のクロスがそのままゴールになるという幸運に恵まれる。だが、その後は押し込まれるようになると残り6分から立て続けに失点…。途中投入のケイヒルとアロイージにしてやられた。敵将ヒディンクは「正義がなされた。この結果にレフェリーは感謝するだろう。(日本のゴールは)明らかにGKへのファウルだった」と語り、英雄になったケイヒルは「夢が叶った」と喜びを爆発させていた。
一方、痛恨の逆転負けに完全に意気消沈した日本。当時のジーコ監督が「犯罪的なスケジュール」と灼熱の時間帯でのキックオフにキレたことも話題になった。あれからもう10年が経つ。
選出者:編集部I