インドネシア代表は9日、ジョグジャカルタにあるマグウォハルジョ・スタジアムでベトナム代表と親善試合を行い、2点ビハインドから追いついて、2-2で引き分けた。
この試合では、J2・コンサドーレ札幌所属のインドネシア代表MFイルファン・バフディムがコンタクトも恐れずに自慢の快足でピッチを縦横無尽に駆け回り、ベトナムの守備陣を大いに苦しめた。
28分には、ズルハム・ザルムンのアシストで同点弾を決めてサポーターを大いに沸かせた。
イルファンは先月のマレーシア戦でもゴールを決めており、これで2試合連続得点となる。
彼は試合後、自身のインスタグラムで、
「ゴールした時はいつだって嬉しい。それがインドネシア代表での試合ならなおさらだ。しかし、最も重要なことはゴールじゃない。一番重要なのはチームとしての結果だ」
とコメントした。
ベトナム代表のグエン・コン・フォン(水戸)やグエン・トゥアン・アイン(横浜FC)と同じく、イルファンも札幌では出場機会に恵まれていない。
しかし、母国においては「インドネシアのメッシ」ことアンディク・ベルマンサと並び、11月のAFFスズキカップ2016で活躍が最も期待されているスター選手の一人である。