アジアサッカーを語る上で欠かせない要素の一つ、外国人選手。

他国リーグの外国人事情を知ろうとするとどうしても大物外国人選手の話題に目が行きがちになってしまうが、アジアの様々な地域で「かつて日本でプレーした外国人選手」が活躍しているのをご存じだろうか?

今回は東南アジアのリーグで活躍している「かつて日本でプレーした外国人選手」を4カ国のリーグに分けてまとめてみた。ちなみにタイトルの表記を「外国人元Jリーガー」としないのはこれから紹介する選手の中にJFLに在籍した経験のある選手も混じっているためである。

また選手の紹介では可能な限り動画も用意。彼らの実際のプレーはなかなか見られなくとも、画面越しに映る彼らの活躍をぜひご覧いただきたい。

タイ

ヘベルチ

所属:ラチャブリーFC
ポジション:FW
年齢:26歳
過去に所属していたJクラブ:群馬(12)、C大阪(12)、仙台(13)

当時のザスパ草津で頭角を表し、その後J1のセレッソ大阪とベガルタ仙台でプレーした左利きのMF。

仙台退団後はタイ・プレミアリーグの中堅クラブ、ラチャブリーに加入。当初は知名度も低くあまり期待されていなかったようだが、試合を重ねる毎に持ち前の得点能力が開花。FKやミドルシュートなどで得点を量産し、最終的には36試合26得点と、タイ・プレミアリーグ創設以来最多得点を記録。得点王とベストイレブンに選ばれる大活躍をみせた。

現在もラチャブリーで中心選手として活躍しており、今シーズンも得点を量産している。彼の今のポジションはFW。Jリーグ時代のどこか力不足な印象は消え失せ、リーグ屈指の"ストライカー"としてタイを席巻している。

動画は昨シーズンの彼のゴール集。

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