ラニエリ監督、お金の「危険性」を指摘する

『Firstpost』は「レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、お金をモチベーションとすることに警告した」と報じた。

イタリアの下部リーグで指導者としてのキャリアを始めたラニエリ氏。多くの有名なクラブで指揮を執り、昨季はレスター・シティでプレミアリーグ優勝も経験した。

世界でもトップクラスの名将として知られる65歳のラニエリ。しかし、彼はお金についてはほとんど気にしていないという。

クラウディオ・ラニエリ

「私のモチベーションはお金ではない。信じてほしい。お金は今止まってもいい。私のモチベーションは、サッカーへの愛、選手への愛だ。

ベストを尽くそうとしている。毎年どれだけのお金を稼いできたのか、私は覚えていないんだ。お金を稼ぐために毎日練習に行っているのではない。

自分はラッキーな男だから、ピッチに行っている。そして、いつもやりたいことをやっている」

「偉大な王者たちはどれだけのお金を稼いできたのか。しかし、彼らは戦い続けている。それはお金のためではないのだ。

それは情熱だ。愛だ。野望なのだ。

そういうことだ。私は多くの選手と会ってきた。豊かな技術力があり、1〜2年大きな給与をもらった。しかし、そこから落ちていく。

落ちていく！なぜだ！それは、彼らがお金のこと、有名になることしか考えていないからだ。それは男に強さをくれるものではない」

(トロフィーを獲得した時、自分は目立ちたくない？)

「若い頃、カリアリをセリエCの優勝に導いた。街の誰もがそれを祝っていた。しかし、私はそこに入ったことはない。

私は、常にその外側にいたいんだ。その日、私の娘は5歳だった。サングラスをかけて、娘を肩に乗せていた。そして、彼らを眺めることができた。

距離を置いていたいんだ。あれは奇妙なものだ。私は喜びを感じている。そして幸せだ。ところが、感情を見せるのは難しい。

私はそれを1時間で離れた。誰かが私に気づいたからだ。そして、家に戻ったんだ」